自動販売機で土地活用はできる?必要な費用やメリット・デメリットについて徹底解説!

公開日:2026/02/24
土地活用

狭い土地を有効活用できる自動販売機は、手軽にビジネスをはじめたい方におすすめです。しかし一方で、事前にきちんと調べておかないと、トラブルの原因になります。そこで今回は、自動販売機で土地活用する方法と費用、メリット・デメリットをまとめてみました。自動販売機で土地活用を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

2つの設置方法と土地活用のポイント

自動販売機を設置して土地を活用する方法は、業者にスペースを貸し出す方法と購入して設置する方法の大きく2つです。

同じ自動販売機の設置でも、選択肢によって特徴が異なるため、メリット・デメリットを理解し、事前にしっかり確認してから設置しましょう。

土地活用のポイントも知っておくと安心です。

スペースの貸し出し

業者へ土地のみを貸し出す方法です。「フルオペレーション」と呼ばれており、貸し出す側は土地の賃貸料が収入になります。すべての業者に委託できることから管理の必要がなく、副業におすすめです。

購入して設置

自身で自動販売機を購入し、設置する方法です。「セミオペレーション」と呼ばれており、運営と管理が必要になることから、それなりの知識が求められます。リース契約をして借りることも可能です。

賢く土地活用するには、土地の立地や広さ、周辺環境などによっても変わってくるでしょう。

近隣住民から承諾を得る

土地活用で自動販売機を設置するポイントは、近隣住民からの承諾や周辺の掃除、商品選びなどが挙げられます。また、自動販売機にこだわらず、ほかの土地活用方法を検討するのもおすすめでしょう

近隣住民からの承諾を得ずに設置してしまうと、トラブルの原因になります。場合によっては設置できなくなるため、必ずあいさつを終えてから設置してください。

自動販売機の周辺を整える

自動販売機は、設置して終わりではありません。周辺環境が悪くなると、近隣住民からクレームが入るだけでなく、治安が悪くなりいたずらの対象となる恐れがあります。ポイ捨ての原因にもなるため、周辺は常にきれいな状態にしておきましょう。

賢く商品を選ぶ

セミオペレーションを活用する場合、販売する商品選びも重要です。商品によって売上が変動するため、賢く選ぶようにしましょう。

収益効果の高い商品は、缶ジュース+ペットボトルの組み合わせです。コンビニにない商品を仕入れたり、競合となる自動販売機のラインナップを確認したり、差別化を図ることもポイントです。

そのほかの土地活用方法

狭小地は、自動販売機の設置以外にもさまざまな活用方法があります。たとえば、駐輪場や証明写真機、ロードサインなどです。

なかでも駐輪場は、初期費用とリスクを抑えられるだけでなく、ランニングコストもそれほどかかりません。「自動販売機と併せて設置したい」「収益を増やしたい」という方は、ぜひ参考にしてください。

自動販売機で土地を活用するメリット

土地活用で自動販売機を設置するメリットは、手間がかからないことや初期費用が安いことなどが挙げられます。また、狭小地でも利益を上げられるため、初心者でもはじめやすいでしょう。

ここでは、主なメリットを紹介します。

スペースを選ばない

自動販売機の本体は、高さ約180cm・幅約70~140cm・奥行き約60~80cmです。これに加え、商品を補充する際の扉のスペースも含まれるため、最低でも200cmの幅×奥行が推奨されます。公道にはみ出さないことも重要なポイントでしょう。

とはいえ、ほかの土地活用のような広さは求められないので、狭小地でも問題なく設置できます。アパート・マンション経営をしながら、空いているスペースを活用することも可能です。

手間がかからない

フルオペレーションの場合、すべての管理を業者が行うため、セミオペレーション以上に手間がかかりません。周辺環境のお手入れは必要ですが、ほかの土地活用と比べて圧倒的に手軽でしょう。

セミオペレーションは、運営と管理が必要になるので、自分で商品補充を行います。ほかの経営と併用する方やできるだけ手間を省きたい方は、業者にお任せするのがおすすめです。

初期費用が安い

自動販売機の購入費は、50万円程度です。決して安い金額ではありませんが、アパート・マンション経営と比べると少ないため、初期費用を抑えて運営できるでしょう

業者に委託する場合は、スペースを貸し出すだけでよいので、自動販売機は無償です。リターンが少ない+費用が安いというメリットもあるため、ローリスクローリターンで土地活用できます。

土地活用の収入になる

自動販売機は、ほかの土地活用と併用できるため、簡単に収入アップが期待できます。とくにアパート・マンション経営をしている場合、空いたスペースに設置するだけでよいので無駄がありません。

入居者や利用者の利便性の向上にもつながるでしょう。

土地活用の初心者におすすめ

狭小地でも設置できる自動販売機は、土地活用の経験がない方でもすぐにはじめられます。フルオペレーション形式を選べば、より簡単に設置できるため、管理不要で安定した収入を得られるでしょう。

自動販売機で土地を活用するデメリット

一方でデメリットもあります。自動販売機で賢く土地活用するためにも、気をつけておきたい点をきちんと理解しておきましょう。

収益性が低い

簡単に設置できる半面、ほかの土地活用と比べて収益性が高くありません。そのため「土地活用でしっかり稼ぎたい」という方には少し不向きです。

選ぶ形式によって多少変動しますが、業者にスペースを貸し出すフルオペレーションは月4,000~6,000円程度と、かなり低収益です

自身で運営・管理するセミオペレーションの場合でも、アパート・マンション経営のような収益にはならないため、リターンは期待できないでしょう。

ローリスクであるのは大きなメリットですが、高収益を重視したい場合はデメリットです。

電気代がかかる

自動販売機は、初期費用+ランニングコストがかかります。ランニングコストとは、主に「電気代」です。ひと月数千円かかることもあり、季節によってコストが高くなります。

1か月の収益に対し、コストのほうが大きくなってしまうと、どうしても収入につながりません。手軽に設置できる点はメリットですが、場合によっては損失が出ることもきちんと理解しておきましょう。

壊されるリスクがある

設置場所によっては、自動販売機が壊されたり、ポイ捨ての原因になったりします。とくに治安の悪いエリアや管理が行き届いていない自動販売機は、悪質な被害にあいやすいので注意してください。

安心安全に自動販売機を設置するには、定期的な管理が必要です。商品はすぐに補充し、ゴミ箱から缶やペットボトルが溢れないようにできるだけ早めに処分しましょう。

小さなことでも、毎日続けていれば壊されるリスクは期限します。

節税効果は期待できない

自動販売機は建物に該当しないため、節税効果が期待できません。たとえ更地に設置しても、土地の固定資産税は軽減されないので注意しましょう

あくまで「収益を上げる」ための土地活用になります。

ゴミ問題が発生しやすい

管理上の問題が発生しやすいのも、自動販売機で土地活用するデメリットのひとつです。

先ほど、治安が悪いエリアでの設置は、悪質な被害にあいやすいと説明しましたが、たとえ周辺環境がよいエリアであっても、無人で運用しているため、ゴミの不法投棄の問題が起こりやすくなります。

また、ゴミ問題が原因で近隣住民からクレームが入る恐れもあり、撤去せざるを得なくなる可能性もあるでしょう。

管理に不安がある方は、フルオペレーション形式で業者に経営を委託するのがおすすめです。

まとめ

自動販売機で土地活用する方法と、必要な費用、メリット・デメリットについて紹介しました。自動販売機は、狭い土地でも設置・運営ができるため、ほかの土地活用と比べてローリスクローリターンです。一方で、設置エリアの環境や管理状況によって悪質な被害にあるケースもあり、注意点もきちんと理解しておかなければいけません。賢く設置すれば、余っている土地を有効活用でき、少ないスペースでも収益化が見込めます。ほかの経営と併用することも可能なので、ポイントをしっかりおさえて設置しましょう。

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